
昔と比べ、専門医への受診が気軽にできるようになったのは良いことですが、反面、症状が軽いうちから、薬さえ飲んでいれば治ると思いこみ、治療期間が長引く方が多いのも事実です。専門医での治療は、投薬治療が中心になるので、長引いた場合などには、副作用や依存性の問題もあることを忘れないでください。
もしやと思ったら、とりあえずお越し下さい。相談室では、症状をおききし、受診をお勧めする場合には受診のコツもお話します。軽い不調の場合は、自分に合ったストレス対処法や、悩みや、対人関係のありかた等をカウンセリングすることにより、解消することができます。現在、通院治療中の方は、カウンセリングを併用することにより、治療期間も短くなり、再発の可能性を減らすことができます。
今という時間と将来のために、すこし時間を割いて、ご利用されることをおすすめします。
|
(「じちろう はちおうじ」503号/2011.7.8)
|
|